直近の12匹の仔等は全て雌で間違いないでしょう。
雄だらけだった状況から一転し、10ペアを超えるという結果に。
というわけで、未だ未登録だった連中を登録申請する事にしました。
雄4匹、雌12匹の合計16匹…。一仕事ですねこりゃ。
最も難儀なのはやはり全頭集合の写真が必要である点。それぞれのケージで管理している16匹を全て捕獲して一同に集める…。それはつまり脱走や自切のリスク×16という事です…。とはいえやるかやらないかですからやりましたとも。

半日仕事でしたが無事完了。ぐったり×16。
そして必要になる膨大な提出書類。今回は実に37枚にのぼりました。
今回申請する仔等は親が登録済個体なので、「国内繁殖証明」という手続きになります。
前回は「規制適用前取得証明」ということで、輸入時の関税書類の調達やら獣医師による健康診断書やらそりゃもう難儀でした。今回はまぁそこまでではありませんが、飼育繁殖の詳細なレポートやら個体ごとの計測計量やら写真撮影やら…。もちろん難儀には難儀でしたよ。

書類作成は実に2日掛かり。当然ぐったり×37という事になります。
あとは担当機関で審査に掛かり、不備がなければ登録票が発行される筈です。
専門家等によるかなり厳密な審査になる為、結果が出るのは1~2ヶ月後になるようです。さてどうなりますやら。
尚、最大の難関は@3,200円の登録手数料であるのは言うまでもありません。
いずれにせよ、これで当面の目標であった繁殖体制の確立は達成。念願の「凪」です。
度重なる累代繫殖の辿り着く先は依然不透明ではあるものの、今後もこの素晴らしく青いヤモリを飼育し続ける事ができそうです。
事がこうなりゃ10ペアで量産体制もとれますが、これ以上は個人のキャパを超えてきますので数的にはこの辺にしておくつもりです。

青と緑が活発に動き回り、実に良い眺めです。これぞ「凪」